グローバル調達副社長Prasanthi Sathyaprakashを紹介します。
- レゴの愛好家
- 子供たちをSTEMに引き込むスポンサー
- 2年前に日立に入社
子供の頃の好奇心
信じられないかもしれませんが、すべてはレゴから始まりました。おばあさんはアメリカに住んでいたのですが、インドに遊びに来るたびに、私にレゴの箱を持ってきてくれました。そのうちに、レゴはインドでは作られていないし、買うこともできないと知るようになりました。このことが何年も私の心に引っかかっていました。
私の十代の頃に飛び、X486コンピュータが初めて学校に導入された時、この特別で新しく光沢のある設備に私は魅せられ、使用してみたかったですが、そのコンピューターの利用は制限されました。悔しさと好奇心から、私は両親に、なぜ皆が利用できないのか、自分で手に入れることはできないのかと聞きました。もちろん両親からは、インドでは購入できないし、インド製でもないから無理だと説明してくれました。
誰が造るのか、どこで造るのかなど、疑問が尽きなかったです。こうして私はメカニカル・エンジニアになり、世界中に届けられるコンピューターを作りたいという情熱を抱くようになりました。
調達部門へのランディング
そして、工業エンジニアリング分野における修士号を勉強するために、アメリカに移住しました。私の人生の転機となったのが、アドバンストマイクロデバイス(AMD)のマイクロプロセッサー企画部門でのインターンシップでした。世界のどこに住んでいても、誰でもアクセスできるようにしたかったのです。早くから、調達が製品のライフサイクルにおいて重要な役割を担っていることに気づいていました。調達は、ものがどのように作られるか、どこで作られるか、どのように供給されるかを決定することができるのです。子供のころの好奇心に立ち返り、調達が入手しやすさ、買い求めやすさに影響を与えることができると分かったことが、調達への情熱につながりました。
チームワークが素晴らしい結果をもたらす
グループとして仕事をすることは、常に私にエネルギーを与え、やる気を持続させ、私たちが集団として素晴らしい結果をもたらすことができます。大きなチームを率いる機会が訪れたのは、まだキャリアを始めて間もない頃でした。いきなりベテランの調達チームを率いることになり、年齢も経験もさまざまで、プロセスやシステムも決まったものを持つ人達なので、神経をすり減らしました。そこで私はチームをまとめることに注力し、ゆっくりと、着実に、1日ずつ、1人ずつ、そして2人、3人、全員で力を合わせ、会社に影響力のある結果をもたらしました。その道のりは必ずしも平坦なものでも直線的なものでもなかったですが、異なるスキルと経験を持つ私たちは、素晴らしい結果をもたらすということに気づきました。その通りでしたし、その時点で私たちを止めるものはありませんでした。
25歳の自分へのアドバイス
決してあきらめず、懸命に働き、誠実に、正しいことをすること。人生には常に試練の時がありますが、家族や仕事などにおいて、人生のあらゆる局面でこれらの意思を実践すれば、それが最高の結果をもたらしてくれます。ダンスであれ、芸術であれ、または私の場合はエンジニアリングであれ、自分の情熱に従ってください。私はその情熱にこだわり、与えられたチャンスを掴みました。